自習茶会at徳水亭

posted in: Member's Diary, 自習茶会 | Comments

どうせ集まるなら、茶室で

年に何度かのイベントを行っている”へそ茶”ですが、どうせ定例会やるなら茶室でやろう!というジャストアイデアから『自習茶会』なるものを始めました。
第二回自習茶会を担当することになったものの、自習茶会の中身はすべて担当者の差配に任せるという自由っぷり。要は何をしてもいい。とはいえ自習というからには自習っぽくはしてみるか…ということで考えた末、

・ひたすら点前をして茶を出す
・ひたすら飲む

という自習茶会にすることにしました。茶の湯を始めて日の浅い私には点前の自習になるし、へそ茶参加メンバーには茶室で茶をいただく練習になるだろうという趣向です。また個人的には、すべてイチから一人で準備して全体の流れを体験してみることが自習になるかと考え、あえて全部一人で準備することにしました。

 

安くて多い、公共の茶室

自習茶会の楽しみの一つは、「毎回茶室をレンタルして使ってみよう」というところにあります。実は都内に限らず、公共の茶室はさがしてみると結構あるのです。しかも公共だから安い。ところによっては道具まで揃っているので、練習するにはうってつけです。

首都圏(東京/横浜)で借りられる茶室(レンタル茶室)

今回は板橋区の徳水亭をお借りして行うこととしました。
tokusuitei_00
貸し茶室を借りる手順は、それぞれかなり差があるので注意したいところです。建物や道具の特殊性もあってか、多くの場合、直接事務局等へ行って書類を提出する必要があります。また、地元の愛好家の方達が結構精力的に利用されているので、週末は予約で埋まっていることも多いです。

けっこう高い、和菓子

会場の次はお菓子の物色です。
茶の湯を始める前は甘ったるいお菓子というイメージしかなかった和菓子ですが、本当に抹茶とよく合うように作られています。ワインとチーズ、ビールと枝豆みたいなものでしょうか。例えが卑近ですが…。
しかも和菓子はお茶席の中で機能するようにデザインされているので、季節感やテーマ性をもった様々な趣向を凝らしたものが作られています。そして普通にデパ地下で売っています。ただ数に限りがあったり、朝早く売り切れてしまうことも多いので、事前に予約しておくのがいいのでしょう。お店によっては季節ごとのリストを配っていたりもしました。
また、一個数百円くらいの和菓子もまとめて買うとかなりの金額。買い慣れない人間としては、ちょっと驚きました。

tokusuitei_06

 

売ってない、茶花

お次は床の間に飾る花。
無難に椿で、と油断していたら、椿がどこにも売っていなくて焦りました。普段花を買うこともなく、ましてや茶室に生ける花を求めることなどあるはずもない人にとっては、何にアクセスして良いか全くわからない。調べた結果いくつか専門店があるようです。東京だと、青山の花長、神楽坂の田口屋、銀座の野の花司が有名みたいです。また多くの先生方はご自分の庭で育てているようです。

tokusuitei_04

 

と、ドタバタとここまでいろいろ準備したのですが、、
tokusuitei_02

tokusuitei_01

当日まさかの大雪…

一面真っ白…
辿り着くだけで一苦労…公共交通も大荒れという状況の中でも、4人のメンバーが来てくれました。

けっこう時間がかかる、当日の準備

全部自分で準備してみる自習としていたので、当日の準備も全部一人でやってみました。基本的な道具は会場の貸し出しのものを使わせてもらい、自分所持の使いたいものをいくつか持ってくるだけだったのですが、それでも当日の準備も、道具の搬入、席のしつらえ、床の間の準備、点前座の準備、水屋の準備と結構時間がかかりました。当日の準備は二時間以上はみておかないと、だいぶバタバタになってしまうのではと感じました。

tokusuitei_07

 

そして自習茶会

”自習”なので抹茶も2種類、お菓子も数種類用意してみました。点前も出来る範囲でいくつかをやり、茶室の時間が許す限り、繰り返し繰り返しやりました。最後はお茶室を管理している、地元の茶道の先生を管理室からお呼びして、先生のお話も聞かせてもらいながらお茶をいただきました。
tokusuitei_03

※左下の紙は、当日使用した友人の陶芸家作の茶碗についてきた、制作スケッチ

次回自習茶会をするときは、違った趣向で”自習”をしてみようと思います。
ではまた。(はやし)

(2014年2月 アーカイブ)